カンパチ(間八)

カンパチ(間八)

■カンパチ(間八)とは

●スズキ目スズキ亜目目アジ科ブリ属

(英)Greater amberjack

 カンパチ(間八)は世界中の温かい海に生息し、日本の近海では、季節的な回遊をし、春から夏に日本列島を北上し、海水温が下がる冬頃にはUたーんして春にかけて南下します。成長すると全長1m以上になり、イワシやアジなどの小魚やエビなどの甲殻類などを捕食します。

 同じような種類の仲間、ブリヒラマサと共にブリ御三家と呼ばれています。その三つの中では最も脂が少ないものになりますが、刺身でたべるには十分な脂を感じることが出来ます。

●カンパチ(間八)の主な産地

天然のカンパチは東北以南の近海で水揚げされていますが、養殖も盛んで、国内の約6割を鹿児島が養殖、水揚げしています。他にも、愛媛や三重などが養殖をおこなっています。

■カンパチ(間八)が美味しい旬の時期

●カンパチの旬は

一般にカンパチの旬は夏と言われていますが、通年水揚げはあります。ただ、冬の時期の寒ブリと、夏に旬を迎えるヒラマサの合間を埋めるように使われることも多いようです。

カンパチ
旬のカレンダー 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
ブリ(鰤)                        
ハマチ、イナダ、ワラサ                        
ヒラマサ(平政)                        
カンパチ(間八)                        

■カンパチ(間八)の目利き

●養殖物と天然物

カンパチは天然物の方が概して身が締まり味が良いとされます。外見では判別しにくいですが、養殖物はややメタボ気味で、体に丸みがあり、尾の先が描く線が曲線の物が多いようです。それに対し天然物は体が引き締まりややスリムで、尾の先が中心で鋭く切り込みが入ったような形をしています。身の色も天然物がややピンクがかっているのに対し養殖物は脂が乗って白っぽい色をしています。

●選ぶときのポイント

丸一尾で2kgから3kg程のものが美味しいです。なるべく活け締めされた物が良く、全体にぬめりが残っていて、腹に張りがありしっかりしているもので、エラの中が鮮紅色のものを選びます。

■カンパチ(間八)の美味しい食べ方

●もっぱら刺身、鮨ネタとして使われます。

 カンパチはもっぱら刺身やすしネタとして生食されています。脂がブリの様に多くはなく、適度に感じられ、鮮度が良いとシコシコした食感が美味しさを感じさせてくれます。鮮度が落ちるとこの歯触りが無くなって来るので、新しい物は薄切りに、鮮度が落ちてきた物はやや厚めに切って刺身にします。

 味は好みにより、歯触りを楽しみたいなら締めて早いうちに、旨みを感じたいなら一晩くらい寝かせた物が良いでしょう。

●焼きもの

カマの部分は塩焼きがお勧め。身の部分は脂がそれほどのっていないので、焼き過ぎると少しパサつく感じがします。

●煮つけ

アラはさっと熱湯をくぐらせてからアラ煮にしても美味しい。

●揚げ物

刺身で残った身はから揚げにすると美味しい。そのままでも美味しいですが、南蛮漬けやマリネにすると冷めてからでもおいしく食べられます。

■カンパチ(間八)に含まれる栄養成分

DHAとEPAが豊富

●生切り身100gあたりの成分

エネルギー 水分 たんぱく質 脂質 炭水化物 灰分 飽和脂肪酸 不飽和脂肪酸 コレステロール 食物繊維
129
kcal
73.3
g
21.0
g
4.2
g
0.1
g
1.4
g
1.12
g
2.27
g
62
mg
-g
ビタミン
E D B1 B2 ナイアシン B6 B12 葉酸 パントテン酸 C
0.9
mg
4
μg
0.15
mg
0.16
mg
8.0
mg
0.32
mg
5.3
μg
10
μg
0.52
mg
-mg
無機質
ナトリウム カリウム カルシウム マグネシウム リン
65mg 490mg 15mg 34mg 270mg 0.6mg

五訂日本食品標準成分表より

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