ホタテ(帆立)貝 (英)Scallop(仏)Coquille Saint-jacques

ホタテ

ホタテ貝とは

ホタテ貝の生態と養殖

ホタテ貝は東北から北海道を主産地とする寒海性の貝類で、海底の海藻などに産卵し、5年で15センチ位に成長します。

市場には天然物と養殖物とが流通していますが、天然物の多くは「地撒き(じまき)」といって稚貝を海にまき、約3年かけて自然に育てた物です。全体に白っぽい色をしているのが特徴です。また、養殖には、貝殻の耳の部分に穴を開けて吊るす耳吊り式と言われる方法と、海面からロープに籠をつけてその中に入れて吊るす方法があります。どちらも天然の海に生じる栄養分を摂取するため風味や栄養成分は天然物と引けを取りませんが、天然物のほうが自由に動き回れる分身が締まっているようです。現在では食用の半分以上が養殖ものになっています。

ホタテの殻の表面には、同心円状の線が入っており、樹の年輪と同じようにこの線を数えるとホタテの年齢を知ることができます。これは冬場の海水温度が低い時期に成長が一時止まるために線が入るそうです。

ホタテ貝(帆立貝)の主な産地と旬

ホタテ貝の主な産地は

ホタテ貝は主に北海道から出荷されています。青森の陸奥湾や北海道の噴火湾、オホーツク海などで養殖されています。

ホタテ貝(帆立貝)の旬は

ホタテ貝の多くは養殖物で、成貝になるのに3年ほどかかり、3年目の春からが出荷のピークとなります。産卵期は2月から3月頃にかけてで、4月頃にはほぼ卵巣や精巣がなくなります。身が厚くなってタンパク質が増え、旨みが濃くなる時期は5月頃から7月頃にかけてで、その後8月に入ると水温も上がるせいか身が痩せてきます。

身がふっくらとして美味しい旬の時期は5月から7月にかけてと、産卵に向け卵巣や精巣が大きくなる前の11月頃から12月頃となります。

逆に、ボイルホタテなどは卵巣が大きく膨らんだ子持ちのものが好まれ、産卵の時期2月頃に旬を迎えます。

旬のカレンダー
旬カレンダー 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
貝柱                        
ボイルホタテ(ひも付き)                        

ホタテ貝の調理のポイント

カラ付きの場合、殻は平らなほうからはがすときれいに剥がしやすい。

■カラ付を網焼きなどにする場合も、先に一度カラからはずして焼いたほうが良いでしょう。

■貝柱を使うことが多いのですが、ヒモからは良い出汁が取れるので、ソースのベースにするなどすると良いでしょう。

ホタテ貝に含まれる主な有効成分と効用

●動脈硬化や高血圧症を予防、滋養強壮

タウリンのほか、鉄や亜鉛などのミネラルを豊富に含み、コレステロールを下げ、動脈硬化や高血圧症を予防する効果や、滋養強壮にも効果があると言われています。

●豊富なアミノ酸

含まれるアミノ酸はタウリンだけではなく、 帆立貝の独特の旨味は甘味の強いグルタミン酸で、その他、アスパラギン酸やグリシンなどのアミノ酸を多く含んでいます。

●低脂肪で良質淡白

低脂肪で、良質たんぱく質を摂れる食材です。

五訂日本食品標準成分表でみるホタテ貝の栄養成分量

●生のホタテ貝の可食部100gあたりの成分

 下の表に含まれる成分の量を載せています。それぞれの栄養成分の働きはその成分をクリックすれば各栄養素のページに移ります。

エネルギー 水分 たんぱく質 脂質 炭水化物 灰分 飽和脂肪酸 不飽和脂肪酸 コレステロール 食物繊維
72kcal 82.3g 13.5g 0.9g 1.5g 1.8g 0.18g 0.24g 33mg 0g
ビタミン
レチノール D E B1 B2 ナイアシン B6 B12 パントテン酸 C
35μg 0μg 0.9mg 0.05mg 0.29mg 1.7mg 0.07μg 11.4μg 0.66mg 3mg
無機質
ナトリウム カリウム カルシウム マグネシウム リン
320mg 310mg 22mg 59mg 210mg 2.2mg
五訂日本食品標準成分表より

■ホタテ貝の写真画像ギャラリー

各画像をクリックしていただければ拡大画像がご覧いただけます。

天然物のホタテ貝 殻が白い

天然物のホタテ貝 殻が白い 天然物のホタテ貝 殻が白い

ホタテの稚貝(養殖)

ホタテの稚貝 ホタテの稚貝 ホタテの稚貝 ホタテの稚貝 表と裏

ホタテの稚貝(養殖)と成貝(養殖)

ホタテの稚貝と成貝 養殖物のホタテ貝

ホタテの稚貝とホタテの酒蒸し

ホタテの稚貝とホタテの酒蒸し

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