イワシ/鰯/いわしの漁期や旬の時期と産地や種類と特徴

マイワシ 大羽イワシ

■イワシ(鰯)の概要

●イワシとは

分類:魚類 > 条鰭綱 > ニシン目 > ニシン科(日本海洋データセンターより)

英名:sardine

 一般にマイワシカタクチイワシウルメイワシなどを総称してイワシというが、いずれもニシン目ではあるもののイワシ科という分類はなく、それぞれマイワシはニシン科マイワシ属、ウルメイワシは(ニシン科に含まれるという説もある)ウルメイワシ亜科ウルメイワシ属、カタクチイワシはカタクチイワシ科カタクチイワシ属と別グループに分類されている魚である。

 厳密には「イワシ」というくくりよりも「ニシン」の項で紹介したほうがいいのかもしれない。ニシン科には他にもコノシロを含むコノシロ属やキビナゴを含むキビナゴ属、オグロイワシやサッパを含むサッパ属なども含まれる。

ウルメイワシ

 ここでは一般に「イワシ」と呼ばれるマイワシ、カタクチイワシ、ウルメイワシをイワシ類として 紹介する。

 イワシ類は海面近くを群れで泳ぐ回遊性の魚で、古くから安い総菜魚として庶民に親しまれてきた魚だ。資源の変動が大きく、数十年周期で増減を繰り返すことでも有名で、昭和の終わり頃などはとにかく安い魚だったのだが、今ではどんどん漁獲量が減り、価格もそれに合わせて年々上がってきている。不思議なことに、マイワシが増えるとカタクチイワシが減り、マイワシが獲れなくなってくると逆にカタクチイワシが増えてくるそうだ。

●イワシにもウロコがあるってご存知ですか?

マイワシ 中羽イワシ

 一般にスーパーなどで見かけるイワシにはほとんどウロコが付いていない。イワシのウロコはとてもはがれやすい上、イワシ漁では一度に大量のイワシが網にかかり、中でお互いにこすれあってしまうので、その時にほとんどはがれおちてしまう。

 上の写真のイワシにはほんのわずかにウロコが残っている。ウロコが全部揃っているイワシは水族館に行くか自身で釣りあげなければほぼ見ることは出来ない。しかし本当にキラキラしていて綺麗である。

●イワシの用途

ウルメの丸干し

 イワシはご存じのように鮮魚としてだけでなく、イリコとも呼ばれる煮干し、目刺し、そしてチリメンジャコなどの加工品も沢山流通している。イリコ(煮干し)は主にカタクチイワシが使われている。

■イワシ(鰯)の産地と漁期や旬

●イワシの主な産地は

イワシ(鰯)の産地と漁獲量

 イワシは日本各地の沿岸で漁獲されている。上のデータは政府がまとめた2015年の全国のイワシ類全般の漁獲量である。イワシ全体での主な産地は長崎県や三重県、宮崎県、茨城県などとなっており、イワシ全体に占めるそれぞれの割合も合わせてグラフにしてみた。イワシの中ではマイワシが約半分を占め、次いでカタクチイワシとなっている。ただし、この割合はその年によって大きく変わることがある。マイワシやカタクチイワシなど種類ごとの漁獲量はそれぞれの種類のページで紹介しているのでそちらも併せてごらんいただきたい。

●イワシの美味しい旬の時期

 イワシ類は秋から冬にかけてが美味しいように思うが、漁獲量や流通量で見るとその限りではないようだ。また、地方や文献によっても「春から夏」とされているものから「夏から秋」「冬から春」などさまざま見られる。詰まるところ、産地によって沢山獲れる時期がちがい、それぞれの地方によって旬があるという事なのだろう。下のカレンダーは一つの参考として一般的に美味しい時期とされる時期を旬として作ってみたものである。

旬のカレンダー
旬カレンダー 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
マイワシ                        
カタクチイワシ                        
ウルメイワシ                        

■イワシ三種


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