バイ(あずき貝)の目利きと食べ方と料理
■バイ(ばい貝/あずき貝)の目利き
●元気の良い物を
バイを選ぶ時は当然イキが良く元気そうなものを選びましょう。蓋を開けて体を出してきているものは、ちょっと触れただけで縮むものが新鮮です。
またバイは大きくても6~7cm程にしかならなう貝なので、なるべく大きいものの方が食べられる部分も多くお勧めです。
■バイ(ばい貝/あずき貝)の美味しい食べ方
●調理のポイント
バイは小さいと言うこともあり、通常加熱調理して食べられています。バイはエゾボラ属ではないので唾液腺にテトラミンと呼ばれる毒素は含まれておらず、ワタごと食べても大丈夫です。
●バイ貝の煮付け
最も一般的な食べ方は酒、みりん、醤油で煮付け、つまようじで引き出して食べる煮付けです。酒の肴に最高です。
作る手順は
1.まずバイをよくこすり合わせながら水で洗う。
2.鍋にバイと水を張り火にかけて、沸騰した湯を切ってさっとすすぐ。
3.再び鍋にすすいだバイを戻し、酒と水を張り、昆布と輪切りにした大根を数枚加え、火にかける。
4.沸騰してきたらアクを取り除きながら40~60分ほど弱火で煮る。(初めから醤油などの調味料を加えて煮ると身が硬くなりやすいので注意。)
5.醤油、みりん、砂糖などお好みの加減で加え10~20分ほど煮含める。
●バイ貝のアヒージョ
ちょっとしたワインのあてにはアヒージョも美味しいです。作り方も簡単なので紹介しておきます。
1.バイは煮つけの時と同じように一度茹でこぼしして、大根と酒を加えて40~60分ほど弱火で煮る。この時、茹でる水の量は貝が浸る程度に保つこと。多すぎると貝の旨みも出汁として抜けてしまうので少なめに。
(※ 水煮をせず、いきなり殻ごとオイルで煮ると固くなりやすいので注意)
2.茹で上がったバイを殻から身を取り出し、塩、コショウを振って馴染ませておきます。
3.スキレットなどに細切りかみじん切りにしたニンニクとローズマリー、鷹の爪を加え、たっぷりのオリーブオイルを注いで火にかける。
4.ニンニクからいい香りが立ってきたらバイを加え弱火でコトコト5分ほど煮る。
5.トッピングなどをあしらい出来上がり。冷めても美味しいです。
●酒蒸し
シンプルに和風の酒蒸しや、ボンゴレのようにニンニクを効かせて白ワイン蒸しにしても美味しい。
●バイを使った料理をレシピサイトで探す
主な料理レシピサイトのバイガイを使ったレシピのページにリンクしています。参考にされると良いでしょう。
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