ホヤ／海鞘／ほや／真海鞘／マボヤ：さばき方

◆ホヤ水を抜く

刺身などに使えるホヤ水は入水口から出します。二つの突起の先を見て、＋の形をしている方が入水口です。

ボールなどを下に受け、この先端部分を包丁で切り落とします。

勢いよく中から水が噴き出します。ホヤをぎゅっと潰すように絞り出します。

今回のものはこんな感じで透明な汁でした。

◆排泄物を絞り出す

次にもう一方の突起、出水口の先端を切り落とします。

こちらは肛門とつながっており、排泄物も含まれています。

ここから出てくる水や排泄物は捨ててください。

◆半分に切る

両方の突起を半分に切り分けるような感じで包丁を入れます。

そのまま胴を半割にします。

切り分けたホヤはこんな感じ。正に海のパイナップルと言われる黄色い身が入っています。

◆殻から身を取り出す

表面の固い殻と身の間に指先を差し込み、そのまま指で殻をなぞるように動かすと簡単に身が外れます。

むき身にした身と殻

◆水でよく洗う

排泄物が詰まっている腸管などの内臓を取り除きます。黒いワタの部分は切り取って捨ててる方も多いですが、食べることもできます。お好みでということになります。

次に流水で余分なものを洗い流し、水気を拭きとります。元気なホヤは赤貝のようにぎゅっと縮まります。

◆刺身に

食べやすい形に切ってポン酢で食べたり、ホヤ水に浸して食べたりします。