ニギス(メギス):特徴や産地と旬

ニギス/似鱚/メギス

■ニギス(メギス)とは

●ニギス目ニギス科(学名)Glossanodon semifasciatus

ニギス(似鱚)はニギス目ニギス科の魚で、青森県以南の日本海、太平洋沿岸各地から東シナ海に分布し、水深100-400mほどの砂泥質の海底でオキアミなどを捕食して生息しています。

●ニギスの名称

ニギスはメギスなどとも呼ばれていますが、キス(鱚)とは別の種類の魚で、おそらくその姿形が似ていることから名付けられたと思われます。

新潟県をはじめ石川県、福井県あたりの北陸ではメギス(目鱚)と呼ぶ人が多く、なぜかその間にある富山県ではミギスと呼んだりもします。京都丹後辺りでは沖ギスともいい、その他にも各地に沖イワシ、沖ウルメ、チョウセンギスなど様々な呼び名があります。

●ニギスの容姿

ニギス/似鱚/メギス

ニギスはキスと同じようにスリムな円筒形で、やや赤みがかった色をしています。大きさは20cm前後で、大きくても30cm足らず程で目が大きく、その為メギス(目鱚)などとも呼ばれるようになったのでしょう。

口は小さく尖った形をしていて、やや下あごの方が出ています。体表は滑らかで、主に底引き網で漁獲されるので鱗はほとんどはがれてしまっており、身が透けるような感じに見えます。

■主な産地と漁獲量と旬の時期

●底引き網漁で獲れます

ニギスは海底にいるため、主に底引き網漁で漁獲されています。太平洋側よりも日本海で多く漁獲されており、島根県沖合の水深70~400mにかけては日本有数のニギスの好漁場、として知られています。

●全国の漁獲量ランキング

漁獲量は毎年ある程度幅があり、順位も2位以下はよく入れ替わっていますが、平成27年で見ると日本海側の石川県が最も多く、次いで新潟県、島根県、続いて太平洋側の愛知県となっています。

●ニギスの産卵期

ニギスは3~4月の春と、9~10月秋の年に二回産卵期があるようです。そして主に水揚げがあるのもこの期間となっています。

●ニギスが美味しい旬

ニギスは比較的一年を通して味にばらつきがあまりなく美味しい魚ですが、春先に一気に大量に発生するオキアミをたくさん食べ、5月頃に脂がのります。沖合の底びき網漁期のうち、この脂がのってたニギスが獲れるのは5月と9月頃で、その頃がもっともニギスが美味しい旬の時期と言えます。

旬のカレンダー
旬のカレンダー 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
ニギス                        

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