クラカケトラギス／鞍掛虎鱚：目利きと料理

クラカケトラギスの選び方、目利きや美味しい食べ方と調理方法、主な料理、料理レシピなどを沢山の写真と共に紹介します。

●クラカケトラギスの目利きのポイント

クラカケトラギスはまだ死後硬直しているくらいのものがいい。触って硬く感じる物、特に腹が緩くなっているものは避けよう。

体表の色が鮮やかで表面のヌメリに透明感がある物、また、目が澄んで綺麗なものが新鮮。

クラカケトラギスはクセのない上品な白身で、生だと身は少し柔らかめ。

淡白な中に甘く感じさせてくれる旨みもあり美味しい魚である。

小さい魚なので、三枚におろすよりウロコを取ってから内臓とエラを取り除いて丸のまま使うか、頭も落とし背開きにして骨を取り除いて調理する。

キスのように背開きにして頭と骨を取り除き、カタクリ粉をまぶしてから揚げにしたものと、天ぷらにしたもの。

いずれも身がふっくらと仕上がり、甘みのある身はキスに引けを取らない旨さだ。

内臓を取り除き塩を振って少しの間寝かせたものをグリルで焼き上げる。少し焦げ目がついたくらいが香ばしくて美味。

丸のまま和風に酒、みりん、醤油で煮付けるもよし、洋風にニンニクやハーブを効かせトマトなどで煮るもよし。身離れも良く、甘みがあって美味しい。

主な料理レシピサイトのトラハゼを使ったレシピのページにリンクしています。参考にされると良いでしょう。

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