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毛蟹(けがに・ケガニ)の旬の時期:主な産地と漁期

 

■毛蟹(ケガニ)とは

●エビ目カニ下目クリガニ科 (英)Horsehair crab

毛蟹(ケガニ)はベーリング海東部から朝鮮半島東岸までの北太平洋の広い海域に分布するクリガニ科のカニで、日本では北海道沿岸各地から太平洋側では茨城県まで、日本海側では島根県まで分布し、水深30-200mほどの砂泥底に生息しています。

大きさはオスが甲長15cm、メスで甲長12cmとオスの方が大きくなります。 ズワイガニやタラバガニなどと比べると脚が短く、ずんぐりした体型で、脚も含め全体が短い剛毛で覆われ、それが名前の由来となっています。北海道では「オオクリガニ」とも呼ばれています。

●生息地域で異なる産卵期

毛蟹(ケガニ)の生態はまだまだ不明な事が多いようですが、北海道の公式サイトによると『交尾期は釧路以西海域では7〜翌3月、噴火湾では6〜12月で、産卵期は前者が7〜8月と11〜翌4月、後者が1〜3月』となっています。(※2)

●資源保護のための厳しい漁獲規制

毛蟹(ケガニ)はかつて大量に漁獲されていたようですが今ではその10分の1程に減ってしまったようです。将来に向けての資源保護が必要となり、現在では様々な厳しい規制が行われています。

漁獲方法は傷付けずに生け捕りできる「蟹かご漁」に限定、メスガニ、甲長8cm未満、そして脱皮直後のカニ(水ガニ又は軟甲ガニ)はリリース、漁のできる船の隻数、漁期中の水揚げ総量、1隻が使えるカゴの数にいたるまで厳しく規制されています。

■毛蟹(ケガニ)の主な産地と漁期

 

●主な産地は北海道沿岸各地と岩手県

国内の毛蟹(ケガニ)は主に胆振、日高、網走、宗谷、十勝・釧路などの北海道沿岸各地と岩手県で主に漁獲されています。

●産地で異なる漁期

北海道でも各地で漁期が異なります。それぞれの漁期は胆振が6月〜7月、登別から白老町沖でも7月中旬から8月中旬、日高12月〜翌4月、網走から宗谷にかけてのオホーツク沿岸は流氷が明けてからとなり、網走3月〜8月、雄武町3月下旬〜7月下旬、宗谷3月15日〜8月21日、十勝・釧路1月〜3月・9月〜12月。(※2)

そして岩手県が12〜3月と場所を変えながらほぼ通年どこかで水揚げされています。

■毛蟹(ケガニ)が美味しい旬は

毛ガニの旬は獲れる場所によって違うため、冬と言う人や夏と言う人もいますが、つまるところそれぞれの産地で獲れる時期が旬と言えるので、強いて言うなら春から夏にかけてはオホーツク産、夏は胆振や白老町など噴火湾、秋は釧路および根室沿岸、冬は十勝沿岸、岩手は冬がそれぞれ旬となります。

産地以外の地方では、活けやボイル、冷凍など様々な形で流通し、常に旬の産地から入ってくるので通年美味しい毛ガニが食べられます。

産地
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
岩手県                        
日高                        
十勝・釧路                        
オホーツク                        
白老町沖                        

選び方やさばき方、食べ方 →

栄養価や仲間の紹介 →

画像一覧 →

(※1)(※2) 北海道公式サイトより http://www.pref.hokkaido.lg.jp/index.htm

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