ヘダイ(平鯛/へだい):特徴と旬の時期

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■ヘダイ(平鯛/へだい)とは

●分類と特徴

スズキ目スズキ目スズキ亜目タイ科ヘダイ亜科ヘダイ属(英)Goldlined seabream

ヘダイ(平鯛/へだい)はインド洋から西太平洋の熱帯・温帯海域に広く分布し内湾から沖合いまでの浅海の岩礁域を住処としています。

クロダイ(チヌ)に似ていますが、体色が全体的に白っぽい事から「シロチヌ」や「ギンダイ」などと呼ぶ地方があります。定置網や底引き網などで他の魚に混じって漁獲される事が多く、この魚を目的とした漁はされていません。そういう事もあり、水揚げの量は知れているので、地元でほぼ消費され、都市部のスーパーなどに並ぶ事はほとんどないでしょう。しかし、味はマダイに引けを取らずとても美味しい魚です。価格もマダイなどと比べると格段に安いので、見かける事があれば是非食べてみてください。

●主な産地

若狭湾から西、東京湾より南の沿岸各地。7月頃になると若狭湾や丹後周辺でよく見かける魚です。

■ヘダイ(平鯛/へだい)の産卵期と旬.

産卵期は晩春から初夏。旬は産卵前の冬から春先。

ヘダイ クリックで拡大 旬のカレンダー
旬カレンダー 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
ヘダイ(平鯛/へだい)
(ギンダイ、シロチヌ)
                       

ヘダイ(平鯛/へだい)の調理のポイントや主な料理

■目利きと調理のポイント

●選ぶポイント

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艶があり、眼に透明感があり、腹も引き締まっている物を選んでください。

●調理のポイント

マダイと同じ扱いで大丈夫です。ヘダイはクロダイのようなクセもなく、非常に上品で淡白な白身魚です。マダイと同じく、腹とエラを取り除いて水気を拭いて保存しておけば鮮度が落ちるのも穏やかです。

タイ科の魚はみなそうですが、骨が固くきついので、食べる際には十分気を付けましょう。

■主な料理

●新鮮なものは刺身に

あっさりとして、歯ごたえもあり、マダイと同じく刺身で美味しい魚です。松皮造りにしても良い。カルパッチョやマリネにも使えます。もちろん昆布締めにしても美味しいです。

●焼きもの

塩焼きも美味しい。マダイもそうだが、脂が少ない白身魚は冷めると固くなりがちなので、焼き立てを食べたいですね。油との相性が良いのでポアレやムニエルも美味しい。

●煮物系

煮付けもおいしい。鍋の材料にも使えます。

●蒸しものや椀物として

おろしてフィレ状にし、切り身にして蒸した料理や、澄まし汁や吸い物の種にも上品な味が出ます。アクアパッツアでも美味しく食べられます。

●揚げもの

唐揚げでも美味しいです。ほくほくした食感を楽しめます。三枚におろして揚げても良いですが、小ぶりの物なら丸揚げにしても良いです。

●アミノ酸が豊富

旨み成分のグルタミン酸、イノシン酸といったアミノ酸が多く含まれています。

●.低脂肪高タンパクな魚です

脂質が少なくタンパク質を多く含んで、消化吸収が良いので、高齢者や離乳食にもいいでしょう。

●五訂日本食品標準成分表にはヘダイとしての記載はありません

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