アカガイ(赤貝/あかがい):生体や特徴と産地と旬

アカガイ/赤貝/あかがい

■アカガイ(赤貝/あかがい)とは

●赤貝/アカガイとは

分類:フネガイ目フネガイ科サルボウガイ属

学名:Anadara broughtonii または Scapharca broughtonii

英語:Bloody clam

  上から見たアカガイ/赤貝/あかがい横から見たアカガイ/赤貝/あかがい

●赤貝/アカガイの生態

アカガイ(赤貝)はフネガイ科の二枚貝で、北海道南部から九州、韓国や中国沿岸部などに分布し、穏やかな内湾の潮間帯から水深10~30mの比較的浅いところの、泥の比率が高めの砂泥底に浅く潜って生息しています。産卵期は生息域によって時期はずれ、生息域の水温が18~20℃ほどに上昇すると抱卵するとされています。そのため、同じ産地でも、浅場と深場では産卵の時期がずれるそうです。孵化して2年で成体となり殻長にして6.5~7 cm、3年目で8~9cmに成長し、寿命は10年程とされています。

●アカガイ(赤貝)の特徴

アカガイ(赤貝)は大きさが殻長10~12cm程になる二枚貝で、殻の表面に放射状の縦溝が42から43本あり、縁を中心に全体が茶色い毛でおおわれています。

横から見るとわかるように、厚みも殻高で8~9cmにもなります。

●アカガイ(赤貝)の血は赤い

殻を開いたアカガイ/赤貝/あかがい

アカガイは、人と同じようにヘモグロビンを含んだ血を持っている、貝では数少ない種属です。貝を開けると、ご覧のように赤い血が流れ、身も赤みがあり、それが名前の由来にもなっています。

■主な産地と美味しい旬

●主な産地

漁獲は主に桁網漁などで行われ、国内では、三陸や仙台、東京湾や三河湾、伊勢や瀬戸内、有明などとなっていますが、その数は非常に少なく、活けや剥き身の状態で韓国や中国から輸入されてくるものが大半を占めています。
昔は東京湾をはじめ、国内でも沢山取れて身近な食材だったそうです。それが今では高級鮨ネタになってしまいました。

現在産地として知られるのは宮城県名取市閖上で、市場でも最も高値で取引されています。

●アカガイ(赤貝)の旬は

アカガイの産卵期は産地にもよりますが、西日本で5月頃から6月にかけて、三陸辺りでは7月から8月頃にかけてのようで、その2か月間は禁漁期間とされています。

市場には通年入荷がありますが、美味しいアカガイが食べられる旬の時期は初夏から夏にかけて産卵を済ませた後、再び身が充実してくる晩秋辺りから抱卵する前の春頃までと言えそうです。

地域 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
アカガイ(赤貝)                        

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