●スケトウダラ(スケソウダラ)とは
体はマダラに比べ細長くスマートで、頭は尖っています。産卵期は11~4月で、中でも1~2月が盛期です。「タラ」と言えばこのスケトウダラかマダラを指しますが、一般に切り身などで売られているものはマダラのほうが多く、スケトウダラは主に塩漬けや干物、竹輪や蒲鉾などの練り製品に加工されることが多い。しかし、スケトウダラの子は「タラコ」、「辛子明太子」として非常に人気が高い食材となっています。
●主な産地は
山口県以北の日本海、銚子以北の北太平洋、オホーツク海に生息し、主に北海道・青森での水揚げが多い。また、北海道の岩内では、スケトウダラの白子「スケダチ」でふんわり、モチッとした不思議な食感のカマボコが作られています。岩内町で昔から伝わる郷土の味で、ほとんど町外には出回っていない季節限定の希少品です。
●スケトウダラの旬は
年間をとおしてとれますが、旬は12月から3月です。
品種 |
1月 |
2月
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3月 |
4月 |
5月 |
6月 |
7月 |
8月 |
9月 |
10月 |
11月 |
12月 |
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●寄生虫に注意
新鮮なものでも、アニサキスという寄生虫を持っていることが多いため、刺身では提供しないほうが良いでしょう。
●主な料理
鍋料理をはじめ揚げ物、焼物にも使えます
●重要なタンパク源
非常に淡白で、脂肪分が少なく、高たんぱくな食材です。
●可食部100gあたりの成分
エネルギー |
水分 |
たんぱく質 |
脂質 |
炭水化物 |
灰分 |
飽和脂肪酸 |
不飽和脂肪酸 |
コレステロール |
食物繊維 |
79kcal |
80.4g |
18.1g |
0.2g |
0.1g |
1.2g |
0.03g |
1.0g |
74 |
g |
ビタミン |
レチノール |
D |
E |
B1 |
B2 |
ナイアシン |
B6 |
B12 |
パントテン酸 |
C |
0.5μg |
0μg |
0.5mg |
0.07mg |
0.14mg |
1.1mg |
0.05mg |
4.0μg |
6mg |
-mg |
無機質
|
ナトリウム |
カリウム |
カルシウム |
マグネシウム |
リン |
鉄 |
130mg |
350mg |
41mg |
32mg |
270mg |
0.4mg |
五訂日本食品標準成分表より |
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