シバエビ/芝海老 (英)Shiba-shrimp

シバエビ

■シバエビ/芝海老とは

●十脚目根鰓亜目クルマエビ科ヨシエビ属

シバエビ(芝海老)はクルマエビの仲間で、ヨシエビ属の一つです。太平洋側では東京湾より南、日本海側では新潟より南の沿岸を初め、朝鮮半島や中国、台湾などの東アジア沿岸の水深10~30mの砂泥底に生息している小型のエビで、かつては東京湾でも沢山獲れ、その地名の「芝」から付けられた名前出そうです。しかし現在では、東京湾ではほとんど獲れなくなってしまっています。

寿命は一年程で、産卵を終えるとオス、メス共に死んでしまいます。成長すると15cm程にもなりますが、芝海老は小さい物がこのまれるので、市場には10cm以下の物しか見かけません。大きい物は地元での消費に回る傾向にあります。

■シバエビ/芝海老の産地と旬

●主な産地

九州の有明海が産地として有名。その他、三河湾も水揚げがあります。

●シバエビ(芝海老)の旬は冬から春

シバエビ(芝海老)は初夏から秋口にかけて産卵期に入り、漁期は産卵明けの10月から11月頃から、翌春3月から4月までとなります。旬は、かき揚げなどに使う小さいサイズであれば冬、大きくなった物なら春の物が旬となります。

旬のカレンダー
旬のカレンダー 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
シバエビ(芝海老)                        

 ■シバエビ/芝海老の目利きと料理

●選ぶポイント

シバエビのサイズによって料理が変わってきます。

このエビは養殖はされていないので、基本的には全て天然の海老と言う事の異なります。但し、中国などからの輸入物も多く、冷凍されたものの多くはそういった輸入物と考えて良いでしょう。

●シバエビの主な料理

生で

刺身にするとトロッとした上品な甘さと香りが楽しめます。ただ、ホッコクアカエビやシラエビなどと比べると、味はまあまあですが、見た目の色合いがピンク系ではなく、薄いグレーって感じであまり美しくはありません。

塩茹で

さっと塩茹でにし、酢の物やあえ物、サラダのトッピングに。また、香味野菜と塩、胡椒、酢又はビネガーを加えたクールブイヨンでポッシェ(さっと茹でる)し、シュリンプカクテルなどにも使えます。

汁もの

剥き身を団子状にし、澄まし汁や吸い物の種にすると上品な美味しさを楽しめます。また、頭を味噌汁にすると美味しい。

揚げる

小さなシバエビは、素揚げにして塩を振るだけで最高のビールのアテになります。その他、かき揚げも定番。海老の香ばしい風味を堪能できます。その他、唐揚げでも美味しい。大きい物は、殻をむいて天ぷらやフライにすると美味しい。

炒め物

中華では炒め物によく使われています。

 ■シバエビ/芝海老の栄養価と効用

●エビはタウリンを多く含んでいます

タウリンは脳卒中、高血圧、心臓病の予防や疲労回復、視力回復に有効とされています。

●アスタキサンチン

ゆでると赤くなる色素成分はアスタキサンチンと言われるもので、強い抗酸化力で発がんを抑制し、血液をサラサラにすると言われています。

●エビの殻も美味しく食べて健康に

エビやカニの殻にはキチンという不溶性食物繊維が含まれており、便秘の予防・改善に役立つだけでなく、大腸がんの予防やコレステロールを体外に排出するはたらきなどもあるとされています。

●殻ごと食べると骨が丈夫に

シバエビは小さなものをかき揚げなどで殻ごと食べると、カルシウムマグネシウムリンなどが非常に沢山摂取でき、骨を丈夫にし、イライラの解消などに効果があるとされています。剥き身でも、一般的な生の魚の身よりは沢山含まれています。

●低脂肪高タンパクな食材です

エビは脂肪分が少なく、良質タンパク質の比率が高い食材で、そういう意味ではとてもヘルシーです。

●シバエビ 生の身の部分 100gあたりの成分

エネルギー 水分 たんぱく質 脂質 炭水化物 灰分 飽和脂肪酸 不飽和脂肪酸 コレステロール 食物繊維
83
kcal
79.3
g
18.7
g
0.4
g
0.1
g
1.5
g
0.06
g
0.12
g
170
-
g
ビタミン
レチノール
当量
D E B1 B2 ナイアシン B6 B12 葉酸 パントテン酸 C

μg
(0)
μg
1.7
mg
0.02
mg
0.06
mg
2.2
mg
0.10
mg
1.1
μg
57
μg
0.38
mg
2
mg
無機質
ナトリウム カリウム カルシウム マグネシウム リン
250mg 260mg 56mg 30mg 270mg 1.0mg

七訂日本食品標準成分表より

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