はなびらたけ(ハナビラタケ):特徴と主な産地や旬
名 称:
(和)ハナビラタケ
(英)wood cauliflower mushroom、
Sparassis crispa
分 類:
ハラタケ綱タマチョレイタケ目ハナビラタケ科
学名:
Sparassis crispa (Wulfen) Fr., 1821
■はなびらたけ(ハナビラタケ)の特徴
●葉ボタンやカリフラワーのような姿
カラマツやアカマツなどの針葉樹の根もとや切り株に生えるキノコで、日本では北海道から本州、四国まで分布しています。
成長すると葉ボタンのようになりますが、アメリカなどではカリフラワーのようなキノコという意味でwood cauliflower
mushroomなどとも呼ばれています。
●薄いヒダ様の塊
ハナビラタケは薄い茶色や白い色で、薄いヒダ状の物がドーム状に伸び、見た目がとても美しいキノコです。中国ではなかなか見つかる事がなく、かつて「幻のキノコ」と呼ばれていたようです。今では日本に限らず中国でも栽培されるようになりました。
●ハナビラタケの抗ガン効果
抗ガン効果があるといわれているβ-グルカンは、多くのキノコに含まれている成分ですが、ハナビラタケに含まれているβ-グルカンはその中でも特に効果が期待されているタイプのもので、その量も他のキノコより多い事が知られています。
■収穫時期と旬
●天然物は夏から秋
天然のハナビラタケは夏から秋にかけてカラマツやアカマツなどの針葉樹の多い林などに生えます。栽培物は通年出荷されています。
■画像ギャラリー
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