用途 / 保存方法 / 植え時と開花時期 / 仲間の種類
名 称:
ミント(英:Mint) ハッカ(和)
メンタ(伊:Menta)
マント(仏:Menthe)
分 類:
シソ科ハッカ属
原産地:
ユーラシア大陸
香り成分や有効成分
メントール、メントン、カルボン、リモネン、シオネール
●特徴
◆クールなミント
ミントはおお馴染ですね。シソ科ハッカ属の総称で、その種類は数えきれないくらいあります。日本に昔からあるハッカもその一つです。大きく分けると2つのグループがあります
◆スペアミント系
古くからヨーロッパなどで親しまれてきた種類で、葉の形は先が少し尖ったような形で香りが優しく、甘い香りがします。
◆ペパーミント系
スペアミントの交雑種と言われ、スペアミント系よりも香りが強く鋭い感じがします。メントールの含有量も多く、ガムの材料などにも使われています。
●どんな作用があるのか
◆清涼作用
ミントは何と言ってもこの清涼作用による爽快感が一番ではないでしょうか。このさようにより、頭をすっきりとさせ眠気覚ましにもなります。
◆呼吸器系の疾患に
のどの荒れや咳、鼻詰まりなどを鎮める働きがあります。
◆その他の作用
殺虫、刺激、鎮痛、解熱など
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●適した料理
◆主にデザートに
ミントはデザートに添えられる事が多いですね。見た目の愛らしさや彩りという意味での使い方もありますが、油ものなどを食べた後の口の中をすっきりとさせてくれる働きがあるからです。
◆アイスクリームやグラニテにも
冷たいデザートにミントの爽やかな香りがよく合います。
◆サラダにも
入れ過ぎない程度に散らすと、食べた時に香りにアクセントが付きます。
◆もちろん、ミントティーなどでも
紅茶に葉を一枚浮かせるだけでもすごく香ります。ミント風呂も爽快ですが、風呂を上がる際には取り除かないと湯船が黒ずんでしまいます。
●保存方法
◆冷蔵庫で
ミントは濡らしたキッチンペーパーなどでくるみ、袋に入れて冷蔵庫に入れておきます。
◆冷凍保存
冷凍する際は、葉だけの状態にしてぴったりとラップで挟むか密封袋に入れて冷凍します。ただ、生のような飾りにはもう使えません。ムースやシロップの香り付け、紅茶に入れるなどの使い方が出来ます。
ミント氷なんていう方法もあります。製氷皿に水を半分の高さまで入れて凍らせ、ミントをのせて更に水を満たして再度冷凍するとミントの葉入り氷が出来ます。ジュースを飲む時に使います。
◆ドライハーブ
天日乾燥かレンジで乾燥させます。早い話、ポプリですね。風味や彩りはかなり失せます。
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●植える時期と開花時
◆ミントは雑草的
ミントはヘタに庭にでも植えようものなら雑草のごとくはびこります。プランターなどでの栽培をお勧めします。簡単に栽培出来て広がります。
品種 |
1月 |
2月 |
3月 |
4月 |
5月 |
6月 |
7月 |
8月 |
9月 |
10月 |
11月 |
12月 |
植え時 |
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開花時期 |
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●仲間の種類
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