●海ぶどう(海葡萄/ウミブドウ)とは

◆イワズタ科イワズタ属 (英)Sea grapes(仏)Raisins de la mer

海ぶどう(海葡萄/ウミブドウ)海ぶどうとはイワズタ科イワズタ属に属する海藻で、正式な名称はクビレズタ(括れ蔦)と言います。沖縄や南西諸島の亜熱帯地方の沿岸の比較的浅い砂底地に生えていて、その姿形がブドウに似ている事から海ブドウと名付けられました。また、グリーンキャビアとも呼ばれています。

海ぶどうは海底にランナーと呼ばれる茎を伸ばし、その茎から海面に向かって垂直に伸びる茎を伸ばします。この垂直に伸びる茎にびっしりと丸い球状の葉?を付け、この部分を主に食用とします。

沖縄では古くから食用とされてきましたが、近年の沖縄料理ブームなどもあり、天然物は乱獲などのため激減し、市場に流通している物のほとんどは養殖されているものとなっています。

●海ぶどう(海葡萄/ウミブドウ)の主な産地は

◆海ぶどうは沖縄の特産

海ぶどうは養殖もおこなわれるようになり、今ではほとんどが養殖物となっていますが、その産地もやはりほとんどが沖縄県の本島や久米島などです。

◆海ぶどうは輸入もされています

海外でも、東南アジアやオセアニアなどで海ぶどうは採れ、養殖も行われています。そう言った物がベトナムやフィリピンなどから輸入されていています。また、沖縄などでの養殖は陸上で、ハウス内にタンクを設置し、その中で育てているのに対し、ベトナムなどでは海中で養殖されているので、天然物に近い状態で質が良いという声もあります。

●海ぶどう(海葡萄/ウミブドウ)の旬は

◆海ブドウの房が充実する季節

流通している海ブドウはほとんどが養殖物なので基本的に通年出荷はされているようです。しかし、房が充実する時期は秋~春にかけてで、夏の暑い時期は海水温が上がり、房が痩せてしまいます。

また、海ブドウの適温は15度から28度位までなので、夏場は流通段階でも気温が高い状態にあるため、良い状態で鮮度を保つ事が難しく、逆に冬は気温が低すぎてやはり海ぶどうがしぼんでしまいます。

◆美味しい海ブドウが食べられる旬の時期

そう言う事から、房が充実し美味しい海ブドウが食べられる旬の時期は春と秋と言う事になります。なんとなく沖縄の食材なので夏のイメージがあったのではありませんか?

品種
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
海ブドウ (本土)                        
海ブドウ(沖縄)                        

●海ぶどう(海葡萄/ウミブドウ)の選び方

◆房が充実し、びっしりと付いているもの

海ぶどうは何と言っても房に付いている球状の粒が、食べた時にプチプチと口の中ではじける食感が美味しい食材です。その粒がびっしりと付いているものを選びましょう。

◆色が薄い物と濃い物

海ぶどうは、長時間光に当てない状態に置くと緑が薄くなり白っぽくなってしまいます。でも、それは光合成ができない状態にあったためで、数時間光に当てる事でまた緑に海ぶどう/海葡萄/ウミブドウ/クビレズタ戻ります。なので、色の濃い薄いはそれほど気にしなくても大丈夫です。

◆全体にプリッとした張りがあるものを選ぶ

長い時間高温や低温においておくと、海ぶどうはしぼんでしまいます。選ぶ時は、全体に張りがあり、プリッとした感じのものを選びましょう。

●海ぶどう(海葡萄/ウミブドウ)の保存方法

◆保存は常温

海ぶどうは温度にとても敏感です。絶対に冷蔵庫には入れないで下さい。海ぶどうは生きており、冷蔵庫に入れると低温のためしぼんでしまいます。

◆海ブドウの適温

海ぶどうが良い状態でいられる適温は15度から28度位までです。それより高くても、低くてもしぼんでしまいます。もししぼんでしまったら、食べる直前に水に浸しておくとある程度戻る場合が多いです。

◆直射日光もやめてね

海ぶどうを産直などで取り寄せた場合、発砲スチロールなどに入れられてくる事が多いのですが、長く光にあたって無かった為に白っぽくなっている事もあります。そんな時は透明のパックなどに入れ、蛍光灯などの光に2時間から3時間当ててあげると緑が戻ります。直射日光は光が強すぎ、部分的に温度も上がり過ぎるので傷めてしまいます。

●海ぶどう(海葡萄/ウミブドウ)の食べ方

海ぶどう(海葡萄/ウミブドウ)◆調理のポイント

海ぶどうは食べる直前に軽く水洗いをします。この時氷水で洗うとより食感がプチプチして美味しくなります。

基本的には生で食べます。加熱するとしぼんでせっかくの食感が台無しになってしまいます。

また、ドレッシングや三杯酢など、調味液に浸しておいただけでもしぼん海ぶどう/海葡萄/ウミブドウ/クビレズタでしまいます。食べる時は「付けながら食べる」素材だと思ってください。

◆主な料理

刺身のように、醤油や三杯酢等に浸けて食べます。寿司屋では軍艦にしたり、握ってタマゴのように紐ノリで撒いたりします。刺身の付け合わせにも好いですね。

海ぶどう/海葡萄/ウミブドウ/クビレズタサラダでも美味しいですが、注意しないといけないのは、ドレッシングはかけないでと言う事です。

澄まし汁に沈めても美味しいですが、すぐに食べないとしぼんでしまうので、別添えで出し、海ブドウを汁に浸しながら食べる感じが良いでしょう。

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◆海ぶどうを使った料理をレシピサイトで探す

主な料理レシピサイトの海ぶどうを使ったレシピのページにリンクしています。参考にされると良いでしょう。

クックパッド レシピブログ 楽天レシピ

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