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ホーリーバジル/ガパオ/カミメボウキ

ホーリーバジル/ガパオ/カミメボウキ

●ホーリーバジル/ガパオとは

◆シソ科メボウキ属 (学名)Ocimum tenuiflorum

(英)Holy basil、(インド)Tulsi/Tulasi/トゥルシー 
(タイ)Gaprao/ガパオ

ホーリーバジルというと聞き覚えが無い方も多いかもしれませんが、ガパオライスは聞いたことがあるのでは?ホーリーバジルはタイでは「ガパオ」と呼ばれているハーブの一種で、それを使ったガパオライスは日本でもよく知られるようになりました。

ホーリーバジルの原産地はインドやネパール、それにオーストラリアとされ、バジルと名が付くように日本でもおなじみのスイートバジルと同じシソ科メボウキ属の仲間で、日本では一年草扱いですが、タイなど暖かい地域では多年草で、国内でも温室などに入れておくことで越冬させることはできます。

古来インドでは アーユルヴェーダで使われる薬用植物としても扱われ、ハーブティの材料としても用いられてきました。

現在も主にエッセンシャルオイルの抽出やハーブティーの原料として栽培されていますが、タイではガパオライス以外にも様々な料理に用いられています。

夏には紫蘇と同じような紫色の花をつけます。花言葉は「神聖」「祝福」「好意」となっています。

◆ホーリーバジル/ガパオの特徴

ホーリーバジルの草木は高さ60㎝程になり、茎からは双対の葉柄が伸び、その葉柄の付け根からまた新しい脇芽が出てきます。

成長した茎はやや木質化しますが若い茎には沢山産毛が生えているのが特徴です。

葉はやや縦長の卵型で比較的柔らかく、葉の縁はギザギザになっています。よく見かけるのは緑色のものですが、葉の色が紫がかったタイプもあります。

香りは爽やか系でスイートバジルに比べ少し角が感じられる気がします。

●ホーリーバジル/ガパオの栽培方法

◆栽培適地

ホーリーバジルはスイートバジルなどと同じと考えていいでしょう。ほぼ全国で栽培は可能です。

日当たりが良く風通しの良い場所を選び、一般に販売されているハーブ用の土や野菜用の培養土などで大丈夫です。中性から弱アルカリ性の土を好むので、植える2週間前くらいに苦土石灰を混ぜ込み酸性度を調節しておくといいでしょう。

◆種まき

発芽に必要な温度は15~20度なので、15度を下回らない時期になったら種をまきます。

種子は土の上に蒔くくらいで大丈夫です。水をやると種からゼリー質が出てきて自ら土を抱き込むようになります。逆にあまり深くに蒔くと発芽しにくくなります。

毎日こまめに水をやるようにしてください。

◆間引きと植え替え

ホーリーバジルは結構草勢があり大きく広がるので、株同士の間を20~30cmは明けた方がいいです。発芽した芽が10㎝位になったら成長度合いがいいものを選んで大きな鉢や畑に植え替えます。その際、根を傷つけないよう、周りの土ごと移すようにしてください。

◆摘芯

草丈が15~20㎝程になり、葉柄が4段くらいになったらてっぺんの芽を摘芯します。このころになると策に花芽が付きだしているかもしれません。

摘芯することで脇芽の成長を促し、株全体を大きく育てることができます。この摘芯はこれ一回ではなく、摘芯した茎の下段から脇芽が出るので、成長過程で随時広げたいところの茎を選んで摘芯していきます。

また、料理に使う場合は花を必要とせず、柔らかい新芽が欲しいので、花芽が付きだしたらそれらも咲く前に摘んでしまいましょう。

◆収穫

成長し固くなった葉よりも、茎に若く産毛が沢山付いている新しい芽の方が香りも口当たりも良いので、そういう部分を選んで摘んでいきます。収穫は秋ぐらいまで続けられます。

◆ホーリーバジル/ガパオの栽培カレンダー

品種 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
種まき                        
間引きと植え付け                        
収穫                        
開花期                        
追肥