●矢生姜(ヤショウガ)とは

◆金時生姜を軟化栽培した芽生姜

矢生姜/芽生姜/はじかみ

 矢生姜(はじかみ)は葉生姜の一種ではありますが、一般的な葉生姜とは違い、金時生姜という品種を軟化栽培した芽生姜です。主に高級料亭などで焼き魚などのあしらいとして添えられるはじかみに使われる生姜で、茎が鮮やかな紅色をしているのが特徴です。

 見た目の形が矢に似ていることからそう呼ばれるようになったようです。

●矢生姜(ヤショウガ)の主な産地と旬

◆矢生姜の特産地は愛知県

 矢生姜は愛知県の特産として知られています。

◆矢生姜の旬

 矢生姜は主にハウス栽培されており、通年市場には出荷されていますが、露地栽培の場合6月から7月にかけて最も良く芽が伸びて収穫量が増える時期に当たります。ただ、ハウス栽培と言うことと、色の付き方で見ると、冬に収穫したものの方が色濃く染まるようです。色で選ぶなら冬、太い物や価格で選ぶなら初夏から夏と言えそうです。

品種 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
出盛り期                        
色がより濃い時期                        

●矢生姜の主な料理

◆はじかみ(甘酢漬け)

矢生姜は主に甘酢漬けにし、焼き魚などのあしらいに使われます。料理屋さんでよく見かけると思いますが、食べずに残す人も良く見かけます。でも、この甘酢漬けって意外に美味しいんですよ。特に魚の臭みも消してくれる上、甘酸っぱさと香りが口の中をさっぱりとさせてくれるので、なるべく食べて頂きたいものです。 また、出来たはじかみは、細かく刻んでご飯に混ぜて食べてもとても美味しいですよ。

◆矢生姜の醤油漬け

矢生姜または葉生姜の根茎部分の皮をむいて、太い物は漬かりやすいように半分に割るように切っておきます。それを醤油に漬け込むだけで美味しいおかずが出来上がります。

◆矢生姜の天ぷら

矢生姜または葉しょうがは皮をむいて衣を付けて天ぷらにしても美味しいです。また、醤油に15分程度漬け込んでから天ぷらにすると味が馴染み、より美味しい天ぷらになります。

◆矢生姜の豚肉まき

矢生姜に豚肉を巻いて炒めたり、天ぷらにしても豚肉との愛称がとても良く美味しいです。