■ショウガ(生姜/しょうが)とは

●ショウガ(生姜):(英)ginger (仏)gingembre

 ショウガ科の多年草。原産地はインドからマレー半島にかけての南アジアといわれ、世界各地で薬や香辛料として使われています。中国が最も多く生産されていますが、ご存知のように日本でも多く生産されています。

●生姜のいろいろ

老成生姜または古根生姜(ひねしょうが)

 前年に種生姜として植え付けた根槐の部分を貯蔵し随時出荷されるもので、繊維質で辛みが強くなっています。

囲い生姜(かこいしょうが)

ショウガ 囲い生姜

 収穫されてからすぐに出荷せず、いったん土をつけたまま貯蔵し、必要に応じて随時出荷されるもので、一般に「ショウガ」といえばこれを指しています。

新生姜(しんしょうが)

ショウガ/新生姜(しんしょうが)

 植付けに使ったヒネショウガの上の部分にできた新しい根の部分で、老成生姜に比べ辛味が穏やかで、みずみずしさがあります。この新生姜には2通りあります。一つは秋に根生姜の収穫をしますが、収穫後すぐに出荷される色白の物。そしてもう一つが甘酢漬けなどにされる夏のうちに早めに収穫され、赤い茎の部分が付いているものです。

 また、一般的に通年市場に出回っているものは上記の新生姜をすぐに出荷せず、数か月貯蔵してから出荷されるものです。いわゆる普通に「しょうが」と言えばこれを指します。

葉生姜(はしょうが)

ショウガ/葉生姜(はしょうが)

 新ショウガが育ち始めて2~3cmになった時に葉をつけたまま出荷される物です。

矢生姜(芽生姜)

ショウガ/矢生姜(芽生姜)

 葉ショウガよりさらに早採りで、陽にあてずに育てます。出荷直前に陽をあてて茎に赤みをつけます。

●ショウガ(生姜)の産地と収穫量

ショウガ(生姜)の産地と収穫量

 ショウガは消費の半分程が国内で作られ、あと半分は輸入されています。輸入もののほとんどは中国産となっています。

 国内での生産は主に高知県で、全国の約44%も占めています。次いで熊本県、千葉県となっています。

■ショウガ(生姜/しょうが)の収穫時期と旬の時期

●新ショウガは夏が旬

 一般に新生姜と呼ばれるものには2通りあります。一つは秋に根生姜の収穫をしますが、収穫後すぐに出荷される色白の物。そしてもう一つが甘酢漬けなどにされる夏のうちに収穫され、赤い茎の部分が付いているものです。後者の方は主にハウス栽培で作られています。

 この赤い部分が付いている新生姜は夏6月頃から8月くらいまでが最も出回る量が多く夏が出盛りという意味では旬となります。ただし、露地栽培で収穫され、貯蔵せずに新ショウガとして出荷される時期を旬とするなら、根ショウガが収穫される秋が旬という事になります。

●根ショウガの旬は秋口

 根ショウガは貯蔵されたものも含め通年出回っていますが、9月~10月が収穫期にあたります。このころに採ってすぐに出荷される、色白のものも新生姜と言います。

品種 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
根生姜                        
新生姜                        
葉生姜                        
矢生姜