甘柿

太秋柿(たいしゅうがき) 甘柿

太秋柿(たいしゅうがき) 甘柿

■太秋柿(たいしゅうがき)とは

●完全甘柿

太秋柿(たいしゅうがき)

 「太秋柿」は「富有柿」をベースに、「次郎」と「興津15号」を掛け合わせて出来た品種を掛け合わせて生まれた完全甘柿品種です。1994年8月に品種登録されています。

●太秋柿(たいしゅうがき)の特徴

 果実の大きさは平均380g前後と大玉傾向にあり、500gを超えるものもあります。果肉が梨のようにさくさくとして軟らかく、果汁が大変多いのが特徴。糖度も高く、17~18度程にもなります。

 種は少なく、入っていても2~3個ほどです。熟すにつれ表面にひび割れが生じやすいこともあり、表皮にまだ緑が残っている位から収穫され始めますが、渋抜けが早く、青いうちから食べられ、完全に色付いたものよりシャキシャキ感が楽しめます。

 農林水産省の品種登録データベースには以下の通り記載されています。

太秋柿(たいしゅうがき)

『- – – – –

 果実の形はやや扁円、縦断面の形は扁円、果頂部の形は浅凹、微尖は全果、横断面の形は方円、果実の斜線溝は明瞭で中、側溝は無、蒂部の皺は無、

 果皮の亀甲紋はやや明瞭、大きさと密度は小密、果粉の多少は多、蒂窪平面の形は正円形、側面の形は凹平である。

 果心の形は長三角、果実の大きさは極大(400g程度)、

 果皮の色は銅橙、光沢は中、果実の座の有無は無、条紋の発生程度は多、蒂の全形は基太肩平幅広、大きさは中、果実に対する姿勢は平行である。

 果肉の色は黄橙、褐斑の大きさは小、密度はかなり粗、分布は果肉全体、肉質はやや密、甘味は中(糖度17度程度)である。

 種子数は1~2、種子の形は長三角、大きさはやや大、

 雌花及び雄花の開花期は中、落葉期は早、結果の多少は中、隔年結果性は小、成熟期は中、育成地においては11月上旬である。

 甘渋性は完全甘、

 「富有」及び「松本早生富有」と比較して、果頂部の形が浅凹であること、果実横断面の形が方円であること、果実が大きいこと、種子数が少ないこと、花性が雌花雄花完全花であること等で、「陽豊」と比較して、果頂部の形が浅凹であること、果実が大きいこと、蒂の果実に対する姿勢が平行であること、花性が雌花雄花完全花であること等で、「御所」と比較して、果実の斜線溝が明瞭で長いこと、蔕部の皺が無いこと、結果が多いこと等で区別性が認められる。

– – – – – – -』以上、抜粋。

●条紋入りが甘い

 「太秋柿」は果頂部を中心に円を描くように細かいひび割れのような筋が入りやすい特徴も持っています。この筋は「条紋(じょうもん)」と呼ばれ、沢山入ると見た目が悪くなり商品価値が下がってしまうのですが、実は、この条紋が入った部分は周りより糖度が上がったために出来るらしく、甘く美味しい部分なんだそうです。表面の傷は皮を剥けば分からなくなるので、選ぶ際の目安にするといいでしょう。

■太秋柿(たいしゅうがき)の出回る旬の時期と主な産地

太秋柿(たいしゅうがき)の収穫量

●主な産地は福岡県

 政府がまとめた平成22年の栽培面積を見ると、「太秋柿」は主に熊本県で作られ全国の約半分を生産しています。

 次いで福岡県、愛媛県となっています。

●太秋柿(たいしゅうがき)の収穫時期

 「太秋柿」は10月上旬ごろより収穫がはじまり11月中ごろまで収穫されます。食べ頃の旬の時期は10月中旬から11月中旬頃までです。

旬のカレンダー 9月 10月 11月 12月
太秋柿