千秋(せんしゅう)

千秋(せんしゅう)りんご

■千秋(せんしゅう)とは?

●「東光」×「ふじ」

 千秋は秋田県果樹試験場において1966(昭和41)年に「東光」に「ふじ」を交配し生まれた実生を育成し、「レッドゴールド」に高接し結実したものから選抜された品種で、1978年に品種登録が出願され、1980年3月に登録されました。

 名前は当時の秋田県知事が秋田県千秋公園にちなんで命名されたとされています。

千秋/せんしゅう千秋/せんしゅう

●千秋の特徴

 果実の大きさは平均250g程で、ほぼ円形の物が多い傾向にあります。果皮は緑黄色の地色に褐紅色の縞状に色付いてきます。色周りは全体によく、甲の部分だけ少し緑が残る傾向にあります。

 果肉は緻密で、皮が薄いので皮ごと丸かじりするとパリットとても歯ざわりが良いです。果汁も多く甘味酸味共に強いので、全体に濃くバランスが取れた美味しいりんごです。

千秋/せんしゅう<リンゴ

 農林水産省の品種登録データベースには以下の通り記載されています。

『—–

 果実の大きさは平均250g位。果形はほぼ円形で、がくあは「東光」に似て狭く浅い。

 果皮は緑黄色の地色の上に縞が入り、褐紅色に着色する。着色の量は「つがる」「ふじ」よりも多いが、こうあの中心部は着色せず緑色が残る。

 果肉は黄白色、肉質は「東光」に似てち密で、歯ざわりが良く、果汁多く、外観の大きさに対して果実重はやや重い。甘味、酸味ともに中程度で、蜜入りは普通はないが稀れに少し入る場合もある。

 育成地(秋田県平鹿町)での開花始期は平均5月12日で、主要経済品種との交配親和性は高く、よく結実する。また、成熟期は9月下旬で、9月20日頃から収穫ができ、早生種としては日持ちが良い。

—–』以上、抜粋。

■千秋の主な産地と旬

りんご千秋の全国の栽培面積
千秋の主な産地と旬

●主な産地

 栽培は青森県を中心に東北地方や信州で行われています。

 政府のデータを見ると平成22年では全国の栽培面積は294haあり、青森県が全国の38%を占めトップとなっており、次いで秋田県、山形県、そして長野県などとなっています。

 その後、平成30年産特産果樹生産動態等調査では全国の栽培面積は133haまで減り、青森県が63%を占め、秋田県は9.2haまで減っています。

●千秋の収穫時期と旬

 成熟期は育成地の秋田県で9月下旬頃となり、9月20日頃から収穫が始まる早生種ですが、収穫後の日持ちは良い方です。

旬のカレンダー 9月 10月 11月 12月
千秋                        

千秋/せんしゅう<リンゴ

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