グラニースミス/Granny Smith<青リンゴ

グラニースミス/Granny Smith<青リンゴ

●グラニースミスとは

◆オーストラリアで”スミスおばあちゃん”によって発見された青りんご

グラニースミス/Granny Smith apple 青リンゴ 青りんご

 グラニースミスはオーストラリアで1868年にマリア・アン・スミスによって発見された偶発実生とされています。クラブアップルの一種(Malus sylvestris)に地元の栽培種(Malus domestica)の花粉が交雑して生まれたと考えられているそうです。このマリア・アン・スミスという女性はその地域でみんなから”グラニー・スミス=スミスおばあちゃん”と呼ばれていたそうです。そこからこのリンゴがそう呼ばれるようになったのだそうです。実在した女性の愛称だったんですね。

 彼女はこのリンゴを発見した2年後に亡くなっていますが、その後この木は受け継がれ徐々に広まり、1935年にはイギリスへ、そして1972年にはアメリカでも栽培されるようになりました。それ以来、今日に至るまで欧米では最もポピュラーな青りんごとして親しまれています。ビートルズの「アップルレコード」に使われていることでも知られています。

◆グラニースミスの特徴

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 これぞ青りんごと言えるのがこのグラニースミスです。形はやや縦長の形で、表皮の色は黄緑色から黄緑色の地色に部分的に少し赤みがつくくらいです。

キャラメリゼしたグラニースミスのアップルフレンチトースト

 果肉は固く締りがあり、加熱調理しても煮崩れにくく、加熱によってさらにいい香りが増します。果汁はそこそこ含まれていますが、生のままかじると爽やかな酸味が強く感じられ、甘味を抑え込んでいる感じがします。

 この酸味と肉質からアップルパイのフィリングに最適なリンゴとして当時から親しまれてきたようです。また、タルトタタンなどもキャラメリゼすることでとてもいい香りとともに、この活き活きとした酸味が絶妙な美味しさを引き出してくれます。

●グラニースミスの主な産地と旬

◆主な産地と生産量

 かつてアメリカ産のものが輸入されていたりもしましたが、現在ではほとんど見かけることがなくなりました。国内では長野県で商業的に栽培されている農園があるようですが、そのほかの地域では個々の農園で僅かに栽培されている程度ではないでしょうか。

◆グラニースミスの収穫時期と旬

 収穫は11月中旬ごろから下旬にかけて行われています。国内産のものは貯蔵期間も含め、入手できるのは1月頃までと思われます。

旬のカレンダー 11月 12月 1月 2月
グラニースミス                        

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