ベリーツ(大分6号)<イチゴ

ベリーツ(大分6号)<イチゴ

●ベリーツとは

◆ベリーツの来歴

 「ベリーツは」大分県が2010年に開発に取り組み、「さがほのか」に「とちおとめ」を交配して作られた大分県のオリジナル品種「ゆふおとめ」に、「かおり野」を交配してできた実生から選抜育成されたイチゴで、2017(平成29)年に「大分6号」として品種登録に向け出願公表されています。

 正式な品種名は「大分6号」ですが、流通上使用される名称「ベリーツ」は登録商標です。この名称は「ストロベリー」と「スイーツ」を合わせた造語でスィーツみたいなストロベリーという意味が込められ、ロゴのデザインにも記されています。

 2017年から販売が始まり、大分県オリジナル品種としてブランド化がすすめられているところで、苗は10年間大分県内の生産者に限定されています。

◆ベリーツの特徴

ベリーツ(大分6号) イチゴ いちご

 「ベリーツ」の果実のおおきな特徴は下記の4つ。

1.全体に鮮やかな赤色に色付きやすい。

2.やや縦長の綺麗な円錐形になりやすい。

3.香りが良く糖度が高い。

4.果肉がしっかりとしていて輸送に強い。

 また、栽培においては、「さがほのか」よりも1~2割収量が多いそうです。

◆実際に食べてみたベリーツの食味

ベリーツ(大分6号) イチゴ いちご

 今回入手したものは大分県杵築産、秀品3Lサイズのベリーツです。

 秀品だけあって形は全て綺麗な円錐形で、大粒で全体に良く色づいていました。

 食べた感じは、まずイチゴらしい香りがちゃんとあり、比較的しっかりとした食感です。果汁は十分にあり、甘味が強く酸味も程よく感じられなかなか美味しいイチゴでした。

●ベリーツの主な産地と旬

ベリーツ(大分6号) イチゴ いちご

◆主な産地と生産量

 ベリーツは大分県オリジナル品種で、2027年頃までは大分県内に限定されています。正式な品種名は「大分6号」なので、もし、その後他府県で栽培出荷されるようになるとしても産地のブランド名で出荷されることになると考えられます。

 現在、大分県の主力品種は「さがほのか」ですが、今後ベリーツに切り替えが進んでいくと思われます。

◆ベリーツの収穫時期と旬

 ベリーツは極早生種とされ、ハウス栽培されたものはクリスマスよりも前の11月下旬頃から収穫が始まります。2018年の初競りは11月30日だったようです。その後春まで出荷が続きます。

 収穫の最盛期は12月下旬から3月上旬頃です。

品種 12月 1月 2月 3月 4月
ベリーツ                              

ベリーツ(大分6号) イチゴ いちご