井頭観光いちご園のスーさん農園
ゆったり安心して楽しめるいちご狩り
先日の日曜日に知人達と、地元栃木県でも 生産量が多い真岡市のイチゴ狩りに(井頭観光いちご園)スーさん農園さんに行ってきた。

隣接のあぐりっ娘直売所で料金をお支払い するのだが、このご時世、コロナ対策は万全のようだ。消毒と検温はもちろんだが、ハウス内は密を避けるため人数制限がされており、余計な心配をすることなく、のんびりいちご狩りが堪能できるようになっている。

いちご狩り専用ハウスは完熟した“とちおとめ“が堪能できる。 一歩ハウスの中に入るとむせるほどの甘いいちごの香りに包まれ至極の世界だ。

「ミルキーベリー」と「とちひめ」の栽培を撮影取材
お客様の切れ間に接客係のお母さんにお話を伺ったところ、珍しい品種もいくつか直販であつかっているという。それならば、圃場を見せていただいていろいろ話を聞かせていただけはしないかと取材をお願い致したところ、農園のオーナー、スーさん事、黒子卓見(くろこ すぐる)様と奥様にお取り次いでいただき、ハウスの撮影とブログ投稿を快く承諾していただけた。
このスーさん農園は JAはが野井頭観光いちご園の中の16棟のハウスを運営されている。取り扱い品種は、「 とちおとめ 」、「とちあいか」、「とちひめ」、「ミルキーベリー」の四品種で、すべて栃木県が生み出した品種だ。
農法は土耕栽培で、病気に強い苗を育てる為に還元水素水を使用し、苗床の土作りからはじめ、薬を極力使わない栽培にこだわっている。又、ミツバチによる自然授粉をさせる為にハウスごとにミツバチの巣箱が設置されている。適切な温度管理のもと、体に優しく美味しいいちごを作るため日々イチゴと向き合われている 。
撮影許可を頂いたのでできれば全ての品種を撮りたいとは思ったのだが、 営業時間中という事もあり、迷惑をかけるわけにもいかず遠慮させていただき、今回は珍しい白いちごの「 ミルキーベリー」 と 「とちひめ」 の苗床を撮影させて頂いた。

「 ミルキーベリー」 2019(令和元)年 に名称が決まってデビューしたばかりで、まだまだ生産者も少なく貴重ないちごですが、苗床にぶら下がる薄いピンクが特徴の熟した「ミルキーベリー」は優しい香りと酸味の少ない上品な甘さで酸っぱいのが苦手なお子様にも喜んでもらえるのではないだろうか。

隣の 「とちひめ」 はミルキーよりも香りが強く艶のある赤色が特徴だ。果皮・果肉ともに柔らかいため輸送性が悪く、ちょっとの衝撃でも傷みやすいため市場出荷向きではなく、こうした観光農園や産地の直売用イチゴとされている。そのため、東京をはじめ他県ではほとんどお目にかかれない品種である。しかし、香り、甘み、酸味のバランスが最高の一粒で” ザッいちご ”と感じさせてくれる品種なのだ。

すーさん農園では 『 美味しいいちごをお客様に食べて頂きたい 』をもっとうに、いちご狩りは五月上旬までできるとのことだ。また、イチゴだけ買って帰りたい方にも直販されているほか、隣の 井頭フレッシュ直売所 あぐ里っ娘でも販売されている。また、全国への発送もしてくれるようだ。
お問い合わせ先: 真岡あぐりっ娘 0285-81-1141
スーさん農場イチゴ注文、全国発送 070-2835-7089
WEBサイトhttps://m.facebook.com/ suusannouen/
Report & Photos:TetsuyaAdachi
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