根みつば／根ミツバ／根三つ葉：特徴や産地と美味しい食べ方

●根みつばとは

◆太い根が付いた茎が白いみつば

根みつばはその名の通り根が付いたまま収穫、出荷されるものです。一般的な糸みつばに比べ茎が白くて太く、根が細いゴボウのようなしっかりとしたものとなっています。これは栽培方法によるもので、６月頃に種を撒いてある程度成長させ、冬に地上部の葉が枯れると根元に土寄せして根元を遮光した状態で軟白栽培し越冬させます。２～３月にかけてビニールなどのトンネルで覆って伸びてくる新芽を寒さから守り春に根付きのまま収穫します。

このように栽培には手間がかかることもあり、近年では生産者が減りつつあるようです。

◆根みつばの特徴

軟白栽培されているため茎は白く、長期間生育させて株がしっかりしているため茎や根が太くしっかりとしています。その為、一見すると糸みつばとはまったく別の野菜のように感じられます。でも、よく見ると葉の形は同じでみつばであるということがよく分かります。

こうしたしっかりとした茎や根は料理にした時心地よい食感となります。根の部分を切り捨ててしまう方も多いようですが、根もゴボウなどと同じように食べられるので、無駄のないように美味しく頂きたいですね。

●根みつばの美味しい食べ方と料理

◆主な料理

根みつばは糸みつばとは違い、風味付けにちょっと添えるといった使い方よりも、お浸しや和え物、煮浸しなど、みつばそのものを食べるような料理が多いように思います。

卵とじなども一般的で、炒め物などにも使います。相性的には、比較的淡白な素材、鶏肉や白身魚、卵などと合わせると風味が活かしやすいです。

◆根みつばを使った料理をレシピサイトで探す

主な料理レシピサイトの根みつばを使ったレシピのページにリンクしています。参考にされると良いでしょう。

●根みつばの旬

◆根みつばの収穫時期と旬

根みつばはその栽培方法から収穫時期が春に限られた季節性の高い食材です。露地栽培物の収穫は３月頃から４月までとなります。

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