●あやめ雪かぶとは

 あやめ雪はサカタのタネが販売している、首の部分が薄い紫色で根の下半分は真っ白なカブのF1品種です。

あやめ雪かぶ

◆あやめ雪かぶの特徴

大きさは小かぶと同じくらい。かぶの部分の上部3分の1から半分近くが紫色に着色し、下部は白いままです。浅漬けなどにすると美味しく、皮付きのまましばらく漬けておくと美しい赤紫色が全体に回り、ほんのりピンク色に染まります。

あやめ雪かぶ

 根茎は6cmほどで収穫するといいようで、中の肉色は一般的なカブと同じ白です。肉質は緻密で甘みが強く、生ではコリとした歯切れのいい食感です。

 「あやめ雪」という名称は2008(平成20)年に商標登録されています。

◆調理のポイント

 基本的に一般的なカブと同じ食べ方で美味しく頂けます。

 生のままサラダにするほか、浅漬けなど漬物にも向いています。

あやめ雪かぶ

◆あやめ雪かぶの浅漬け

 表面の皮をむいて浅漬けにしたもの。皮をむいて漬けると一般的なカブとほぼ同じになってしまうので、皮付きのまま漬けた方が色が生えていいと思います。

あやめ雪かぶ

◆あやめ雪かぶの収穫時期と旬

 あやめ雪は春・秋まきで50日、冬まきで100日前後が収穫の目安とされ、盛夏を除いて若どりでも球形がまとまり、紫色も入るようです。

品種 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
あやめ雪かぶ                        

< 出 典 >

※ 「登録番号第5110857号 あやめ雪」特許情報プラットフォーム 特許庁

※ あまうま小かぶ 「あやめ雪®」 サカタのタネ ホームページ