せとみ、ゆめほっぺ:
旬と産地、保存方法と食べ方や栄養価

■「せとみ」とは

●ミカン科ミカン属タンゴール類

 せとみは山口県柑橘振興センターが1981年に清見と吉浦ポンカンを交配して作り平成16年3月に品種登録された山口県のオリジナル品種です。ゆめほっぺは、そのせとみの中で、糖度13・5度以上、酸度1・35度以下のものだけを光センサーで選果したブランドせとみの名称です。

 果実の大きさは180~200グラムで温州みかんの倍近ありく、食べ応えがあります。皮は剥きやすく、ジョウノウごと食べられます。果肉は粒一つ一つに張りがあり、プチプチした食感が感じられます。

 せとみは収穫してから約1カ月貯蔵し、酸味が落ち着いてから出荷されます。

 「ゆめほっぺ」という名前は一般公募で決められ、新しい柑橘に託す「夢」と「ほっぺ」が落ちるほどおいしいという2つの意味が込められているそうです。

■せとみの主な産地と食べ頃の旬

●主な産地は

せとみとそのブランド品のゆめほっぺは山口県のオリジナルブランドで、山口県でのみ作られています。

●せとみとゆめほっぺの収穫時期と美味しい旬

 遅い時期に旬を迎え、2月上・中旬が収穫期となり1カ月ほど貯蔵期間をおき、3月上旬から4月中旬にかけて出荷されます。まだ出荷数も少なく、機関も短いので希少な柑橘の一つですね。

旬のカレンダー
品種 2月 3月 4月 5月
せとみ・ゆめほっぺ                        
収穫期                        

■せとみの保存方法と食べ方

●保存は常温で

冷蔵庫に入れると低温障害を起こす事があるので、風通しがよく、涼しい場所においておきましょう。

●皮は剥きやすい

皮は比較的簡単にむくことができます。ジョウノウも薄いのでそのまま食べられます。また、種が無いのも特徴です。

●とても甘い

せとみがもつ甘味だけでもかなり濃さを感じます。ゼリー寄せにはとても良いです。またショートケーキなど中に挟んでもしっかりと存在感を感じられます。

■せとみの主な栄養素とその働き

●ビタミンCとシネフィリン

ビタミンCを豊富に含んでおり、シネフィリンとともに風邪予防にも大きな効果があるそうです。

●クエン酸効果

クエン酸を含んでおり、体内の酸性物質を減少させる効果や、疲労回復と血をきれいにする働きがあります。

●ペクチンの整腸作用

ジョウノウにはペクチンが多く含まれていて、整腸作用があり、便秘やお腹を壊しているときに効果があります。

●βクリプトキサンチンによるガン予防効果

ミカンなどに含まれるβクリプトキサンチンは、ガン予防への効果が期待されています。

■五訂日本食品標準成分表

●タンゴール(「せとみ」での掲載はありません) 可食部100gあたりの成分(皮とジョウノウは除かれています)

実際には糖度がかなり高いので、エネルギー量などはさらに多くなると考えられます。

エネルギー 水分 たんぱく質 脂質 炭水化物 灰分 飽和脂肪酸 不飽和脂肪酸 コレステロール 食物繊維
50
kcal
85.9
g
0.9
g
0.1
g
12.7
g
0.4
g
-g -g 0 0.5
g

ビタミン
カロテン E B1 B2 ナイアシン B6 葉酸 パントテン酸 C
550
μg
0.3
mg
0.09
mg
0.03
mg
0.3
mg

0.07
mg

24
μg

0.29
mg

53
mg

無機質
ナトリウム カリウム カルシウム マグネシウム リン
2mg 180mg 7mg 9mg 18mg -mg

五訂日本食品標準成分表より

種類(タンゴール類)

紅マドンナ / イヨカン / 清美 / はるみ / せとか / マーコット / せとみ

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