カリン（花梨／かりん）：食べ方と栄養価や効能

■カリン（花梨／かりん）に含まれる主な有効成分とその働き

　誰もが知っていると言えるくらい、咳止め、痰、ぜんそくに効果があるアミグダバリンという薬用成分を含んでいます。これはかりん酒でも効き目があります。

　カリンに含まれるポリフェノールの一種がインフルエンザウイルスを抑制する強い効果がある事がロッテと日本大学医学部感染症ゲノムセンター・清水一史客員教授との共同研究によって明らかになりました。

　ジャムなどにすることで、豊富な食物繊維がたっぷりと摂る事が出来ます。特に不溶性の食物繊維が多いので、便秘の予防や改善に効果がある他、有害な物質を吸着し体外に排出するのを助ける働きもあります。

　下の表は七訂日本食品標準成分表に記載されているカリンに含まれる成分の量です。それぞれの栄養成分の働きはその成分をクリックすれば各栄養素のページに移ります。

エネルギー	水分	たんぱく質	脂質	炭水化物	灰分	飽和脂肪酸	不飽和脂肪酸	コレステロール	食物繊維
68 kcal	80.7 g	0.4 g	0.1 g	18.3 g	0.5 g	-g	-g	0 ｇ	8.9 g

ビタミン
カロテン	E	B1	B2	ナイアシン	B6	葉酸	パントテン酸	C
140 μg	0.6 mg	0.01 mg	0.03 mg	0.3 mg	0.04 mg	12 μg	0.31 mg	25 mg

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