古都華/ことか<いちごの品種

ことか/古都華<いちご

■古都華/ことかとは?

●奈良県の新しいオリジナル品種

ことか/古都華<いちご

古都華(ことか)は奈良農総センターにおいて当センターが育成していた「7-3-1」を子房親とし、それに「紅ほっぺ」を花粉親として交配し育成された 新しい品種で、2009(平成21)年に品種登録の出願が出され、2011(平成23)年に登録されたばかりです。

ここで用いられた「7-3-1」という系統は「さちのか」を子房親、とし、そこに「アスカウェイブ」を子房親、「女峰」を花粉親として生まれた系統の花粉を交配し生まれた系統だそうです。

奈良県のイチゴといえばあすかルビーが有名ですが、それから10年ごしのオリジナル新品種となっています。

非常に品質が良く、見た目の色形も良いので、今後人気が高まってくると思われます。

●古都華/ことかの特徴

ことか/古都華<いちご

古都華の果実の大きさは大果にはならない傾向にあるようですが、今回入手したものは比較的大き目のものでした。

特に目に付くのは外観で、艶のある美しい紅色の表面と、均整がとれた綺麗な円錐形の形です。この品種は乱形果率が他の 品種と比較して特に小さいようです。

ことか/古都華<いちご

果肉の色は中心部を除いて薄い赤で、中心部には少し空洞ができる物がありますが、それ程大きな空洞ではありません。

果肉は硬めでしっかりとしており、甘味と、その奥に感じる酸味とで厚みのある美味しさが感じられます。

●主な産地と生産量

古都華は奈良県のオリジナル品種で、現在まだた府県への利用許諾は出ていないようです。

まだまだ奈良県ではあすかルビーの栽培が中心となっていますが、今後転換が進んでくるのではないかと思います。

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