まなまこ/マナマコ/真海鼠:種類や特徴と、主な産地や旬

赤なまこと青なまこ アカナマコとアオナマコ

●マナマコとは

◆棘皮動物門ナマコ網マナマコ (英)sea cucumber

オナナマコ 青なまこ アオコ まなまこ/マナマコ/真海鼠

ナマコの仲間は世界に約1,500種程いるといわれていますが、ここでは日本で食用とされている主な3種、アオナマコ、アカナマコ、クロナマコを紹介します。この3種、学名上ではすべて「マナマコ」となっています。厳密にみるとそれぞれ生息している場所や地域が異なり、外見的にもかなり明確な違いがあるので別種扱いにすべきではという声もあり、近年DNA解析が行われ、アオナマコとクロナマコはほぼ同じで環境によって変化したものではないかとされ、アカナマコは別種との結果だ出たそうです。

◆ナマコの特徴

オナナマコ 青なまこ アオコ まなまこ/マナマコ/真海鼠

赤(アカコ)、青(アオコ)、黒(クロコ)とタイプがありますが、いずれにしても食べたことがない人にとってはかなりグロテスクでゲテモノ食いの類に映るかもしれません。

もともとは芋虫のような姿ですが、触れると体を伸縮し、細長い形からずんぐりとした餅状になたりします。それに応じてだらっとした柔らかい状態から、きゅっと固く締まった状態へと変化します。

体の端に口があり、その反対側の先に肛門があります。指先で示しているのが口の部分です。

下の写真はアカナマコの場合です。

赤ナマコの口赤ナマコの肛門

アオナマコやクロナマコは穏やかな湾内に生息しているからか、比較的柔らかいのに対し、外海に生息しているアカナマコはすこし固めです。

生息している環境などによって突起の数や大きさは様々です。

◆ナマコの生命力

ナマコは非常に生命力が強いことでも知られています。外敵に襲われたら、自分の内臓をぶちまけ嚙み切って逃げるそうです。その後内臓はまたもとのように再生するというから驚きます。さらに、体を半分に切断して海に捨てても下半身は生き続け、また頭が再生される凄いやつなんだそうです。

◆中国輸出向けの干しナマコ

クロナマコはかつて市場価値が低く厄介者扱いだったようですが、今では乾燥させて干しナマコ(イリコまたはキンコ)に加工することで中国向けの高級食材として扱われています。

干しナマコに使われるのはクロナマコとアオナマコで、突起が多いものが高値で取引されています。

◆珍味

「このわた」はナマコの内臓を塩辛にしたもので、日本三大珍味の一つとされています。

また、卵巣に塩をして干したものは「バチコ」や「クチコ」などと呼ばれ、高級珍味となります。

●ナマコの主な産地と旬

◆主な産地

赤ナマコは主に西日本の外洋の岩場などで多く漁獲されています。アオナマコとクロナマコは九州から北海道まで広く分布し、各地の内湾で漁獲されています。中でも北海道で獲れるものは本州で獲れるものに比べ突起が大きい傾向にあり、干しナマコとしての価値が高く主に中国向けの輸出用にされています。

◆ナマコの漁獲時期と旬

ナマコの漁期は地域によって違いがありますが、海水の温度が下がり活動が活発になる11月頃から始まり3月頃までというところが多いようです。

よってナマコが美味しい旬の時期は寒い冬ということになります。

地域 11月 12月 1月 2月 3月
マナマコ                              

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